本巣市地域おこし協力隊~まっくす隊員ブログ

motosuneo.exblog.jp
ブログトップ
2013年 08月 15日

無心になれるところがいいんやね

先週の日曜日です。根尾地域の越波(おっぱ)地区、黒津(くろづ)地区に行ってきました。この2つの地区は根尾地域の役場がある所から車で50分以上かかる所です。冬の時期はこの2つの地区への道が通行止めになるため、年間通して住んでいる人はいません。越波地区で住民登録をしているのは2人。黒津地区は1人です…。途中はこんな景色です!
d0327814_1423466.jpg

川もきれいですねー。
d0327814_2174858.jpg

そして、狭い峠道をひたすら進むと集落が突如現れます。ここが越波地区です。
d0327814_2154199.jpg

こちらは越波地区集会所。ここは明治38年に根尾村立黒津小学校越波分校として開校して、平成6年3月に廃校となっていた建物を改修して集会所になりました。宿泊も可能になっていて、利用料金は500円と聞いています。激安ですね笑。ここは、元住民有志と大垣市を拠点に活動するNPO法人「ライフサポートお・りーぶ」さんの協力により改修が完了しました。沢山の人がこの越波地区のために力を尽くしてくれています。
d0327814_1432115.jpg

弘法芋はスマホと比べるとこんな感じ。小さくて一口サイズのお芋です。
d0327814_14275321.jpg

弘法芋を収穫する※弘法芋保存会のみなさん
この日は収穫日。お話を聞きながら取材!
d0327814_21114256.jpg

弘法芋(塩煮)
d0327814_1431197.jpg

弘法芋(荏胡麻味噌)
d0327814_143421100.jpg

※弘法芋保存会とは?今年の4月に結成された組織。弘法芋は小さくて硬いのが特徴のじゃがいも。越波地区の春から初秋までの独特の気候と土質により良質な弘法芋が獲れると言われています。根尾地域ではこの越波地区以外にも弘法芋を作っている地区はありますが、硬さが全然違います。越波地区の弘法芋は硬く、ちょっと特別なんです。最近はこの弘法芋を作る人はいても、量が減ってきていたことから、保存会が組織されました。上の写真にあるように塩煮か荏胡麻味噌で食べるのが根尾地域の食べ方。どちらもとても美味しいんですよ!本当に一口サイズ。沢山いただきました!ありがとうございます!
この保存会のメンバーであり、もちろんこの日も来ていた越波地区の自治会長さんのいとこの後藤秀若さんが、こんな話をしてくれました。
「今は都会から越波地区に来てくれる人がいる。普通なら廃村だけど、ここは集落が生きとるでしょ。そういうとこにみんな感動するんかな~。」
「ここに来ると、無心になれるところがいいんやね。」
「現状このままでいけばいいかなー。特産品を売り出して沢山儲けようとは思ってない。」

確かに普通なら廃村だと思います。でも、後藤さんが言うように本当に集落が生きとるんです!僕もその言葉には同じ考えです。無心になれるっていうのも。余計なものがないとも言えます。東京なんかにいるとモノがありすぎて、人も多すぎてなかなか無心になれることはないと思います。でも、ここだとそれができる。人工的に作る“無心”ではなく、本当の“無心”に。そういう場所は残さないといけないんだと思います。だからこの越波地区には多くの人が通い、力を尽くすんだと思います。ただ、「先のことはわからない…」と、自治会長の松葉三郎さんは言います。「自分たちの世代までは幼少期に過ごした場所で越波という場所に強い想いがあるけど、息子たちにとっては、この場所は“ただの田舎”でしかない。だから先のことはわからない」と。

黒津地区の黒川光子さん(左)/越波地区の松葉三郎さん(右) お2人とも自治会長です。
d0327814_219228.jpg

以前のブログ記事
▲黒津地区について
http://www.iju-join.jp/chiikiokoshi/blog/4157/14610
▲越波地区について
http://www.iju-join.jp/chiikiokoshi/blog/4157/16249
【おまけ】 黒津地区にあるリアルかかし…
d0327814_21263792.jpg

[PR]

by motosu-neo | 2013-08-15 16:09 | 越波地区


<< 根尾のアツい夏!      あっちこっちで地域行事! >>