根尾地域には、樹齢1500余年の淡墨桜(うすずみざくら)があります。
この淡墨桜を14歳の時から59年間、ほぼ毎日撮り続けている地元の方がいます、藤原俊博さんです。
桜が満開のときは3時間で900枚撮るほど…。
今までに数万枚撮影してきたそうですが、本人は今まで何枚撮ったか覚えていないそうです。笑
たまたま今日はちょっと調べることがあったので、久しぶりに淡墨公園へ行っていました。
すると、1台の車が停車し、車の中から立派な三脚とカメラを抱えた俊博さんが出てきました。
おぉ、これはラッキーということで、俊博さんの撮影の様子を勝手に取材することにしました!!
俊博さん「急に雪が降ってきたから、喜んで家から飛んで来たんや。」
俊博さん「雪が降りかけた時が1番綺麗に見えるんやけどなぁ~!!」
俊博さん「昭和41年の時に桜が満開になった後に雪が積もってなー、あの時は綺麗やったぞ~!!」
俊博さん「ズームは300倍や。」
俊博さん「今日は満足いく写真が撮れたぞ~!!」と上機嫌。
皆さんは何年間も撮り続けている対象はありますか?
59年間、そしてこれからも淡墨桜を撮り続けるであろう俊博さんの情熱は本当に凄いものがあるなーといつも感心してしまいます。
誰もいない雪が舞う淡墨公園で俊博さんのシャッター音だけが静かに聞こえます。