本巣市地域おこし協力隊~まっくす隊員ブログ

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2014年 11月 11日

たった2人だけの集落の思いに寄り添う答えとは?

■11月9日(日)
「越波ふるさと若者交流会」を開催しました。
※イベント開催の目的などについては、10月22日のブログ記事をチェックして下さい。

この日のテーマは、「たった2人だけの越波集落のために、若者の自分たちが出来ることを探る」というもの。
今回、参加者(越波に1度は足を運んだことがある)の若者たちは、真剣にそれぞれが考えていることを発言してくれました。
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「9月に越波に行った後も、本当にふるさとって何だろうってずっと考えていたんですよね。現実的に考えると、この集落をずっと残していくということは無理な部分もあるのかもしれない。形として残すのは難しいけれども、1度でも来てもらった人に対して、こんな村があったんだよーと色々と伝えていくことも1つの方法だと思う。越波は、廃村にはしたくないという人たちがいて、だからこそ、外から越波に来る人が「ここはいいですね。落ち着きますね。」と言ってくれるんじゃないかと思う。具体的には、行事というものを定着させて、その時だけでもいいから人に来てもらうというのがいいのかなぁと思います。あと、越波の良い所は、出来る範囲のことは自分たちでやっていくという姿勢があって、それでいて、外からの人の声に対しても素直に耳を傾けるところだと思う。」


「私が住んでいるのは、大きな街の中でも田舎のほうです。今でも物々交換があったり、近所の人同士で挨拶とかするけど、近くに住んでいる高齢者の方が亡くなるとその人の田んぼがなくなって新しい家が建ち並んでいって、近所の人とのつながりも徐々に消えていく…。徐々に自分の住んでいる周辺も都会化してきている。越波に来て思ったのは、三段滝や蛇池(じゃいけ)の整備とか、越波の人たちが昔のままの姿に戻したいと言った時に、周りの人たちが自然と手伝っている。それを見ると、越波には人と人との関わりがある。そこに携わりたいと思って、私は越波に行きたいと思った。これから越波のために何が出来るか正直わからないけど、私はこれからも越波に何度も遊びに行きたい。」


「私は越波に行くようになってから大きく変わった部分があります。それは、自分の地元を自分の原点だと感じられるようになったこと。今まで地元で過ごした時間についてすごく考えるようになったし、最近は、自分の育ってきた環境について考えることが増えた。越波は、地元にあんまり興味がなかったり、地元=実家がある場所としか考えていなかったりする人に行ってほしいと思う。ちょっと前の私みたいに。そう思うので、越波という場所は残っていてほしいと思う。」


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「どんなに小さくても、細々とでもいいから、越波には、これからも人の縁が繋がっていてほしい。そうじゃないと輪は広がっていかないと思う。」


「私たちみたいな若い人たちが出来ることは、越波を訪れた時に、越波の人たちが気づいていない魅力を私たちと交流することによって気づいてもらうことだと思う。そういう小さなことで何かが変わるきっかけになるかもしれないし、そう思って今日も来ている。これからも越波には通いたいと思います。」


「僕にとってのふるさとは、小さい時に遊んだ場所、友達と一緒に作った秘密基地なんかを思い出す。開発されてどんどん都市化して、そういう思い出のある場所がなくなっていくのは、自分のふるさとが壊されていくような感覚。そういう意味で、越波で復活させた蛇池というのは、越波にとっては大きなポイントになると思う。今後については、新しい人でも参加しやすい定期的に開催されるイベント、またはそういう場所を残していくことが必要だと思う。」


「9月に越波に行った後も、越波に行きたいとずっと思っていました笑!でも、ふと考えてみると行きたいと思う明確な理由はないんです。今後については、誰でもふらっと気軽に立ち寄れる場所を作っておくと誰でも行きやすいのかなぁと思います。」


「越波の人とのつながりが1度でも作れたら、またあの人に会いたいなとも思うし、人とのつながりがあって越波の風景や自然の良さが出てくると思うので、今後もそういう人とのつながりが作れる機会があるといいと思います。」



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色んな意見が出て話し合いの終了時間を若干過ぎてしまったので、隣の部屋に移動し、ひとまず昼食とすることに。


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▲新米の根尾米でおにぎりを作る参加者の学生たち

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▲無事に綺麗な三角形になった?おにぎり

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▲きゅうりの漬物(生姜入り)

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▲大根の漬物(ゆず入り)

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▲八つ頭のじくの甘酢漬け(ずいき)

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▲弘法芋の塩煮


今回のイベントでは、新米の根尾米、弘法芋の塩煮、漬物は全部で6種類、宇津志集落の秋のお茶、急きょ差し入れで頂いた淡墨豆腐など、全て根尾地域のものを用意しました。
イベントの趣旨に賛同していただき、ご協力していただいた皆さん、本当にありがとうございました。
参加者にはどれも美味しいと大好評でした!

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昼食後は話し合いを再開。
「越波集会所の一部開放」、「ふるさとを考える場所としての活用」、「ふらっと立ち寄れて休憩ができる場所を用意」、「越波のホームページ作成」、「越波の人と気軽に情報交換できるツール作成」、「週末ワークキャンプ等のイベントの継続」、「年中行事に外から参加しやすいようにする」など、沢山の具体的なアイディアを出してくれました。
参加者の皆さん、本当にありがとうございました。

イベントが終わって家に帰ってから、色々と考えていました…。
今回は、参加者の皆さんに色々と意見を話してもらう前に、まず越波の人に話をしてもらいました。
それは、越波の人々が考えることを最も大事にすべきことだと考えるからです。

越波の人は越波のことをどう考えているのか、何を望んでいるのかということを先に話してもらった上で参加者の皆さんには意見を出してもらいました。
「越波の人たちの思いに寄り添う答え」を見つけようと思って企画したイベントでした。

なかなか即決でコレをやっていきましょー!とはいかないんですが、縁もゆかりもない越波のためにわざわざ集まってくれて、越波の人と同じくらいに真剣に考えてくれて、意見を出してくれて…。
そのこと自体が凄いことだと思いましたし、とても有難いことだなって思いました。

出来ることから、また動いてみます。
越波の人とも改めて相談しつつ、無理なく出来ることを探してみます!



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▲先週迎えた誕生日をサプライズでお祝いしてくれました。ケーキもありがとうー。
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by motosu-neo | 2014-11-11 14:28 | 越波地区


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