本巣市地域おこし協力隊~まっくす隊員ブログ

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2014年 11月 21日

道路の冬期閉鎖が迫る中、たった2人だけの集落で行われた雪囲い作業に密着しました。

■11月19日(水)
この日、久々にたった2人だけの越波(おっぱ)集落に行ってきました。

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▲越波集落付近から見える能郷白山(1,617m)は真っ白。


僕が活動している本巣市根尾地域は31の集落があります。
その中でも、最北部に位置する3つの集落(黒津・越波・大河原)は、例年12月中旬~3月下旬の期間は、積雪のため、集落へ続く道が冬期閉鎖になるので、年間を通して生活している人はいません。
※ちなみに、住民票登録は黒津2人、越波2人、大河原1人となっていて、冬期閉鎖の間は、市外のもう1軒の自宅(お子さんのお宅)などで過ごします。
この日は、今年も道路の冬期閉鎖が迫る中、たった2人だけの越波集落で行われた「雪囲い作業」に初めて密着してきました。

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▲越波集落の住民である五郎さん(写真左)と、自治会長で五郎さんの弟の三郎さん(写真右)。




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▲越波集落の住民である五郎さんは40年にわたり自治会長を務めた。

「越波に人がおらんようになったら廃村になってしまう。」広大な越波の山林を所有し、代々林業を営んできた松葉家の当主五郎さんが1969年、区長に就任した時には既に危機感があった。安価な外材に押されて林業だけでは生活できなくなっており、越波を存続させるための仕事として挑んだのがアマゴの養殖だった。アマゴは、越波で一番親しまれている川魚。発酵させた米こうじでアマゴを漬け込む伝承料理「アマゴずし」は、越波の正月のごちそうだ。清流を利用したアマゴ養殖は挫折と失敗の連続だったが、夫婦二人三脚で何とか今まで踏ん張ってきた。(2011年6月20日の岐阜新聞記事より引用)


アマゴの養殖を日本で最初に始めたのが五郎さんだと聞いています。
軌道に乗るまではかなり苦労をしたようで、かなり昔、4年間は冬期閉鎖した中、越波で過ごしたことがあった。

『農協に借金して越波に養魚場を作って、その借金を返さなくてはいけなかった。それが4年間、冬期閉鎖の越波にいた理由。アマゴでどうにか成功しなくてはいけないという覚悟があったから。必死やったんや。』







そんな貴重なお話を伺いつつ、冬支度は進みます。


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雪囲い用の2mを超える杉板は特注です。
隙間ができないようにしっかりと並べていきます。

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▲雪囲い作業前

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▲雪囲い作業後




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黒いホースに何をしているか、わかりますか?

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プチッと、一刺しすると…

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プシャーーーー!!!
噴き出す、噴き出す。
これは家の前の雪を溶かすための手作り装置。
ちなみに水は山からの谷水を使用しているので、流しっぱなしでOK。水が凍ることもないようです。


この日は無事に雪囲い作業、その他の冬支度も終了。
いよいよ寒さも厳しさを見せてきて、予定を急きょ早めての雪囲い作業となりました。
しばらく最低気温は3℃~7℃くらいの予報なので、積雪はもうちょっと先だと思いますが、いつ雪が降ってもおかしくないような時期になってきました。

今年、冬期閉鎖になる前に越波集落に行くことができるのも、あと僅かです。

※越波集落へのアクセス方法はコチラから

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by motosu-neo | 2014-11-21 09:20 | 越波地区


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