本巣市地域おこし協力隊~まっくす隊員ブログ

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2014年 12月 19日

84歳のアマゴ養殖第一人者が、後継者に後を引き継ぐ瞬間に立ち会いました。

今回は、ストックしていた記事を一つ。


■11月25日(火)
この日、アマゴ養魚場へ向かいました。

【アマゴ】
⇒サケ科サケ属の渓流魚で、今日では幻の魚と言われて居る日本古来の在来種。姿、形、味、どれをとっても一級品で“渓流の女王”と呼ばれるにふさわしい品格を持つ。より詳しくはこちら
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養魚場に着くと、ちょうど卵を消毒している所でした。

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▲消毒中のあまごの卵

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▲水産用イソジン液10%


(イソジンに水産用なんてあったのか…。と驚きつつ…)

水産用イソジン液10%は、マス類(ニジマス、アマゴ、ヤマメ、イワナ等)などサケ科魚類の卵消毒にのみ使用でき、安全安心な養殖魚生産のために使用されるようです。こちらに詳しく書いていました。


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この根尾地域でアマゴと言えば、越波(おっぱ)地区の五郎さんです。

アマゴは、越波で一番親しまれている川魚です。
清流である根尾川を利用したアマゴ養殖は挫折と失敗の連続だったようですが、夫婦二人三脚で何とか続けられてきました。2年前までは…。

今から、2年前。
地域おこし協力隊となった直後にお話を伺いにいった場所がアマゴ養魚場でした。
もちろんお話を伺ったのは、五郎さんです。
その時の内容を簡単に言うと、
①80歳を超えてきたので、そろそろアマゴの養殖から手を引きたい
②熱意ある後継者を探してほしい


この2点でした。
後継者を探してほしいということでしたが、自分自身何をしていいかわからず、結果何も出来ないまま2年が経とうとしていました…。


そんなこんなで、先日のブログ記事でも紹介した「雪囲い作業」の時に、五郎さんが「ようやく後継者が見つかっての~、25日にたまご孵化させる作業を教えるんや。東君も見にくるか?見に来や~。」と言っていただき、養魚場に足を運んだというわけです。
この2年間で後継者に名乗りをあげた人は5~6人いたようですが、五郎さんが信頼をおけると判断した人はいなかったようです。
ちなみに、最終的に後継者となったのは、市内在住の方です。

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▲白くなってしまっている卵は丁寧に一つ一つ取り除きます。(検卵)

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▲木の枠に網を張った物に卵をひろげます。

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▲孵化するまで、水につけた状態で1か月ほど待つと孵化をするようです。楽しみですね。


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▲アマゴの卵の数は7万



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▲アマゴの甘露煮


個人的には、鮎よりもアマゴの方が断然好きです。
アマゴという存在は、根尾地域に来るまで知りませんでした。
その美味しいアマゴも、養殖する人がいなければ食べられません。

2年前、後継者は見つかるだろうかという不安でいっぱいだった五郎さん。
そしてこの日、作業の工程を嬉しそうに後継者に教える五郎さん。

今回、その嬉しそうな表情を見ることができ、こちらも嬉しい気持ちになりました。
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by motosu-neo | 2014-12-19 07:40 | 越波地区
2014年 12月 11日

冬期閉鎖によって集落を離れる直前、その集落にたった1人で住むおばあちゃんに話を聞いてきた。

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▲国道157号線(根尾能郷~根尾黒津)


この日は、地元の人たちも滅多に通らない国道157号線を走って、携帯電話の電波が届かない黒津集落へと向かいました。
普通自動車が1台やっと通れるくらい、ガードレールもないカーブが続きます。

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この道を無事通過すると、黒津集落が見えてきます。


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▲冬期閉鎖を前に、雪囲い作業も終わっている様子。



この日は、黒津集落に住む光子さんにとって冬期閉鎖のため集落を離れる日の直前でした。
例年、黒津集落への道(国道157号線の一区間)は豪雪のため、冬期閉鎖となります。
光子さんは冬期閉鎖の期間は街に住むお子さんと一緒に暮らします。

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▲黒津集落にたった1人で住む光子さん


光子さんは黒津集落で生まれて、84年間、ずっと黒津集落で暮らしてきました。

「街に出ようとは思わなんだ。街の方が便利だとは思わへん。田舎の方が好きやで。田舎の生活の方がいいね。」
「その時は不自由なこともあったやろうけど、今では不自由したとか、苦労したとかって思いだされへん。今幸せやなぁ~って思う。」


「色んな人の出会いがあってね。良い人に恵まれて、そして皆良い出会いがあって~、良い人ばかりに出会って~、ここまで来れたんね、有難いと思って。皆さんに感謝しています。」
「出会う人出会う人が気の合う人ばっかで、出会いが良かったもんで、今でもこうして元気でおられるんや。」



「街に出ようとは思わなんだ。(思わなかった)」
18歳で上京した自分とは正反対の言葉でした。

「良い人ばかりに出会って~、ここまで来れたんね、有難いと思って。皆さんに感謝しています。」
心からそう思っていることが伝わる言い方でした。


この日、光子さんの言葉を聞いて、やっぱり『人』なんだなー、としみじみ思いました。
結局、そこなんですよね。
帰り際、光子さんが「あんたとの出会いもそうや~。」と言ってくれました。
光子さんにとって“気の合う人”に選ばれたのかと思うと、とっても光栄に思います。


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▲集落を離れる際に光子さんが笑顔で言った一言


この部分、先日放送された名古屋テレビ(メ~テレ)の「UP!」という番組で、黒津集落・越波集落を特集していただいた12分間のVTRの最後に流れました。
「来年は余計元気になって来るよ。」
不意を突かれて思わず笑ってしまいましたが…笑、その一言を自然と言えるところは本当に凄いなぁと思いました。
光子さんには、来年も再来年も、変わらずに元気でいてほしいです。
今年は、休日にも何度も黒津集落に足を運びました。
また、必ず会いに行きます!

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▲12月6日(土)から冬季閉鎖となった国道157号線(能郷~県境)
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by motosu-neo | 2014-12-11 11:12 | 黒津地区
2014年 12月 08日

名古屋テレビ(メ~テレ)『UP!』12月10日(水)18:15~放送決定!

先日、取材を受けましたTVの放送日時が決定しましたので、 お知らせします。

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名古屋テレビ(メ~テレ)『UP!
■放送日:2014年12月10日(水) 18:15~

※放送エリアは東海3県(岐阜・愛知・三重)になります。
※2つ目の「特集コーナー」で紹介される予定です。(番組開始と同時にご覧ください!)
※当日のニュース内容により放送延期になる場合がございますので、ご了承ください。



たった2人だけの越波(おっぱ)集落のこと、その隣のたった1人だけの黒津(くろづ)集落のこと、越波週末ワークキャンプ~秋合宿編~のことなど、12分間のVTRで紹介される予定です。


今回のTV取材のきっかけとなったのは、このブログでした。
取材終了後、番組ディレクターの方からお手紙が届きました。
そこには、「越波、黒津の方にお会いするきっかけを与えてくださり、心より感謝しています。」と書かれていました。
番組ディレクターの方をはじめ、スタッフの皆さんには名古屋から何度も越波、黒津集落に来ていただきました。
名古屋からの所要時間は車で片道3時間です。
こちら側が感謝しなくてはいけないと思っています。
名古屋テレビ(メ~テレ)のスタッフの皆さんには、心から深く感謝を申し上げます。


ブログをご覧の皆さん、是非ご覧になってくださいね。
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by motosu-neo | 2014-12-08 10:37 | 地域おこし協力隊